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ゴルフ互苦楽ノート

三好 徹

ゴルフ道を極めんとするご同胞に捧げる

ゴルフ互苦楽ノート
三好 徹
1996年07月 廣済堂出版

KAZU(kmgh@angel.ocn.ne.jp)

amazon なら、

中古本が、

221円で、

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(2008年07月現在)

ゴルフに関する限り、わたしは読書家の部類に入るだろう、と自負している。出版社の人にすすめられてゴルフをすると決めたわたしが最初にしたことは、ゴルフショップへ行くことではなくて、書店へ行き、書棚にあった十数冊のゴルフ関係の本を買ったことだった。ベン・ホーガンの「モダン・ゴルフ」をはじめ、その当時出版されていた有名無名の本は、現在ほどに多くなかった。もちろんレッスンビデオはなかった。映像としては、ニクラウスの16ミリがあったくらいのものである。それでも一ヶ月足らずのうちに、書棚にゴルフの本が溢れたものだから、家人などは呆れていた。

自分でも書いている通りに、文壇ゴルフのなかでも、ゴルフ好きというか、研究熱心というか、とにかく一生懸命さが伝わってきます。その上に、当然ですが、作家なので文章は読みやすく、読んでいて楽しくなる本です。

50編以上のエッセイで、どれも面白いのですが、「在るがままに」というのが気になったので、ちょっと取り上げて見ます。

「・・・・・6インチ・プレース・・・・・もともと芝保護のためだった。
距離の短いホールは、第2打地点がディボット跡で斑点のようになっている。これでは芝がたまらないというので、6インチ動かすことを認めた。軽くティアップしたような状態になるので、それほどダウンブローに打ち込む必要はなく、芝も傷つかない。ゴルフ場にしてみれば、芝をはりかえるには大変な手間と費用がかかるので、このルールを採用することになった。
・・・・・わたしたちアマは健康と楽しみのためのゴルフだから、時にはこのルールもいいが、先ごろ(93年)プロの試合で採用されたのには驚いた。この恩恵をうけてG・ノーマンが最終ロングをツーオンしてイーグルを奪い、日本選手に逆転勝ちした。大雨で芝の状態が悪いことを理由にしていたが、ゴルフ本来の精神に反するものだった。
ボールを在るがままに打つ。これが大原則である。ところが、あまりにも乱用されるものだから、6インチ動かすのがルールだと思い込み、在るがままに打った人に対して、「あなたはルール違反をしていますな」と文句をつけた。−−という嘘のような本当の話まで生じた。」

先日の北海道ゴルフの3日目・千歳カントリーでは、後続のメンバーさんと思われるパーティーが、なんとなんと、全員が揃いも揃って、フェアウェイのボールをピックアップ&プレースしていた。6インチ動かしていたのかどうかは確認出来なかったが、本来「ボールには触らない」はず。すごく、びっくりしたのを思い出します。・・・もしかして、「動かすのがあたりまえ」になっている??