夫婦ゴルフ

今週の一冊

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今週の一冊(BackNumber)

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仕事を解雇され、やむなく私立探偵となった冴えない中年男、ジョー・シックススミス。
口うるさい伯母に厳しく育てられ、いまだ独身。
同居人は黒猫のホワイティ。

無聊をかこつ彼のもとに、
「一族の創設したゴルフ・クラブで不正をしたという疑いを晴らしてほしい」と、
一族の跡継ぎが訪ねて来る。

この相談が、まさか、こんなことになるなんて!
CWA賞ゴールド・ダガ―賞受賞作家が描くユーモア・ミステリ。

「不正」というのは、こんなことでした。

右ドッグレッグのホール、曲がり角には木が密集している林が有る。
ギリギリでクリアすれば(もちろん越えれば、なおいいが、ちょっと無理そう)ビッグチャンス。

プレーヤーは、そこを狙ってショットした。
林の方に向かったボールが見えなくなって「カンカン」と木に当たった音が聞こえてきた。
急いで林の中に入ってボールを探すが、見つからない。
ふとフェアウェイを見てみると、そこに、ベストポジションにボールがあった。
が、その時に、コース脇の家の池にも、同じマークのボールが飛び込んでいた。

プレーヤーは「不正をした」と疑われた。

ってことでしたが、
この疑いをどうやって主人公の私立探偵が晴らしていくか。
というのが、ストーリーになっています。

翻訳本にありがちな「直訳」っぽさが最初は感じて読みにくかったのですが、
後半は、ストーリーの面白さで、ぐいぐい読み進むことが出来ました。

ゴルフ好きにはいいんじゃないかと思います。

KAZU(kmgh@angel.ocn.ne.jp)
不正の疑いを晴らせるか?

・・・

探偵稼業は運しだい
レジナルド・ヒル
羽田詩津子・訳
2011年7月29日 PHP文芸文庫
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著者紹介

レジナルド・ヒル
(Reginald Hill)

1936年英国生まれ。

1970年に『社交好きな女』で作家デビュー。

1990年には『骨と沈黙』で、
CWA賞ゴールド・ダガ―賞を受賞